こんにちは。神奈川県川崎市のNPO法人設立支援.comです。
今回は、「NPO法人の会員」について説明します。
NPO法人の会員とは
NPO法人の会員とは、NPO法人の活動に参加する人や団体のことをいいます。
多くのNPO法人では、複数の会員を置いています。
NPO法人の会員の種類
一例を挙げますと、下表のようになります。
種類 | 内容 | 会費 |
正会員 | NPO法人の目的に賛同して入会した個人及び団体 | 無料の法人もあれば有料の法人もあります |
賛助会員 | NPO法人の目的に賛同し賛助するために入会した個人及び団体 | 金銭的に法人を援助することが目的なので、有料のところが多いです |
一般会員 | NPO法人の目的に賛同して入会し、法人が行なういずれかの事業に参加する個人及び団体 | 無料の法人もあれば有料の法人もあります |
名誉会員 | NPO法人に対して特別の功績のあった人や学識経験者、著名人で、社員総会において名誉会員として推薦された個人 | NPO法人から依頼して入会してもらうので無料のことが多いです |
多くのNPO法人が「総会で議決権を有する会員」である正会員がNPO法上の「社員」 と定めています。
社員とは、社員総会での議決権を持つ人でNPO法人の構成員のことをいいます。
会費の決め方
NPO法人は、運営するための費用や活動への参加費用として、会員から入会金や会費を集めることが出来ます。
会費の設定は、
- 月会費にするか年会費にするか
- 一律にするか一口単位にするか
など、様々な方法があります。
会費は不当に高くしない
注意するべきなのは、不当に高くしないことです。
というのも、NPO法人は、「社員の資格の得喪に関して、不当な条件を付さないこと」とされているからです。
社員である会員の会費を不当に高く設定すると、入会の制限と判断される可能性がありますので、その点に注意する必要があります。