一般社団法人とは
一般社団法人とは、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」が定めた要件によって設立された団体のことをいいます。
一般社団法人は、非営利法人として位置付けられます。
非営利といっても、営利を目的として事業をしてはいけないということではありません。非営利とは、事業によって得た利益を社員に分配しないという意味です。
一般社団法人設立の要件
一般社団法人を設立するには、設立時に2人以上の社員が必要です。
一般社団法人設立時の定款は、公証人の認証を受ける必要があります。
一般社団法人の機関としては、社員総会や理事の設置が義務付けられています。
一般社団法人の機関設計のパターン
一般社団法人の機関設計としては、以下のパターンがあります。
- 社員総会＋理事
- 社員総会＋理事＋監事
- 社員総会＋理事＋監事＋会計監査人
- 社員総会＋理事＋理事会＋監事
- 社員総会＋理事＋理事会＋監事＋会計監査人
一般社団法人の非営利事業については非課税
一般社団法人が一定の要件を満たす場合は、非営利事業については課税されません。
一般社団法人と言えども、公益目的でない収益事業については課税されます。
