こんにちは。神奈川県川崎市のNPO法人設立支援.comです。
今回は、「NPO法人の社員」について説明します。
NPO法人の社員について
NPO法人を設立するには、10人以上の社員が必要です。
ここでいう社員は、通常使われる会社の従業員の社員という意味ではありません。NPO法人の社員は、社員総会での議決権を持つ人でNPO法人の構成員のことをいいます。
団体も社員になることができます。
NPO法人の社員になるための条件
NPO法人の設立要件として、「社員の資格の得喪に関して、不当な条件を付さないこと」があります。この意味は、社員になることや社員をやめることに不当な条件を付けてはいけないということです。
不当な条件かどうかは、一律に決まるものではなく、その法人の目的や事業の内容に照らして合理的かどうかで判断されます。
例えば、社員を「○○町△△丁目在住者に限る」とすることは、△△丁目の住民以外の者が社員として加入することを一切拒否するのであれば、 不当な条件となると思われます。
誰でも自由に社員になれるし、社員をやめることができるのが理想です。