NPO法人と株式会社の違い

こんにちは。神奈川県川崎市のNPO法人設立支援.comです。

今回は、「NPO法人と株式会社の違い」について説明します。

NPO法人と株式会社の違い

私達にとって一番身近な法人といえば、株式会社でしょう。株式会社も法人の一種です。

法人とは

では法人とは何でしょうか？法人とは、法律によって権利義務の主体となる（団体名で契約や登記などの行為をする）ことを認められた団体をいいます。法律が「人のように活動することを認めた団体」といってもいいでしょう。

NPO法人はNPO法で、株式会社は会社法で法人として認められています。

NPO法人と株式会社の一番の違い

NPO法人と株式会社の一番の違いは、非営利目的か営利目的かということでしょう。公益を目的としているか私益を目的としているかと言い換えてもいいかもしれません。

NPO法人は「不特定多数の利益」のために活動する（非営利目的）のに対して、株式会社は「特定少数（＝株主）の利益」のために活動します（営利目的）。そして、活動で得た利益を、NPO法人は次の活動のために使うのに対して、株式会社はその構成員（＝株主）に分配することができます。

NPO法人と株式会社の主な違い

NPO法人と株式会社の主な違いをまとめると、下表のようになります。

（表）NPO法人と株式会社の主な違い

※法定設立費用：ここでは、定款認証代、定款に貼る収入印紙代、設立登記の登録免許税のことをいいます。

社会的使命を重視するならNPO法人、お金儲けを重視するなら株式会社といっていいかもしれません。