NPO法人の設立登記

2014.07.232019.11.05

こんにちは。神奈川県川崎市のNPO法人設立支援.comです。

今回は、「NPO法人を設立する時の登記」について説明します。

NPO法人の設立登記について

NPO法人の設立申請が所轄庁に認証されたら、法務局に対して法人の設立登記をします。この設立登記は認証書を受け取った日から2週間以内にしなければなりません。この設立登記をすることにより、ＮＰＯ法人が成立します。

認証日から６か月を経過しても設立の登記をしない場合には、設立認証の取消対象になります。忘れずに登記しましょう。

設立登記をするには、主たる事務所の管轄の法務局に設立登記申請書を提出します。登記は1週間前後で完了します。設立登記を申請した日が、法人の成立日です。登記が完了した日ではありません。

設立登記には法人印が必要ですので、認証書を受け取ったらすぐに手配をしましょう。法人印は、理事長印（実印）、銀行印、角印の３種類を作るのが一般的です。この内、理事長印は法務局に届け出なければなりません。

NPO法人の場合、設立登記に登録免許税はかかりません。

	書類	備考
1	設立登記申請書	設立登記をするための申請書
2	定款	原本証明をします
3	認証書のコピー	原本証明をします
4	代表権を有する者の資格を証する書面	就任承諾書および誓約書に原本証明をします
5	資産の総額を証する書面	設立当初の財産目録
6	設立総会議事録、理事会議事録など	定款で事務所の具体的な所在場所を定めていない場合に必要です
7	印鑑届書	理事長印（法人印）を届出ます
8	登記すべき事項（※）	CD-Rなど
9	法人の代表者の印鑑登録証明書	市区町村で取得します

登記すべき事項は従来OCR用紙での提出ができました。最近、法務局ではOCR用紙の配布を行なわなくなりつつあります。法務省はオンラインでの提出を勧めていますが、申請書に直接記載する方法や別紙に記載する方法もOKです。もちろんCD-Rで提出することもできます。

これらについては、以下の法務省のホームページをご参照ください。